「クロちゃん・・・ちょっと歩きづらいんですけれども・・・。」 帰り道、 べったりへばりつく俺にヒナタが申し訳なさそうに申告する。 うん。 でも聞き捨てる。 だってマジで嫌だったんだよー。 そりゃ、相手はジジイだからヘタ気に手なんかださねぇとは思ったけど。 それでもヒナタが他のヤツに連れてかれるとか、絶っ対ありえねぇ・・・。