「あ、あのっ・・・」 私は拳を握って、ママさんを見た。 「アナタはナンナンデスカ!?私はクロちゃんの今の飼い主です。ずっと責任もって飼い続けるって約束しました。だからっ、あの、クロちゃんにはもう―――」 チョッカイかけないで。 言ってしまいたい。 だけど戸惑う。 だって、これ、単なる私の我儘だ。 単なる・・・ 嫉妬だ。 クロちゃんがどこで何をして誰に会ってもクロちゃんの自由なのに。 だけど、このヒトにクロちゃんを取られたくないヨ。 他の誰にも触らせたくないの。