「ま、何かやれるヤツだと思っていたケド、私の目に狂いはないわねっ!!」 「・・・お母様、全然言ってるコトがチガウ・・・」 てか、金が稼げると知った途端、この掌を返したような態度! 守銭奴―っ。 「それはさて置き。何かしらやらかすヤツだから、早急に連れ帰って頂戴!!」 「・・・それが本音か・・・」 薫も疲れたみたいに肩を落とした。 ナニをやったか聞いてみたい気もしたけど、眩暈を起こしそうだから聞くのは止めた。