「アンタ寝言は寝て言いなさいよ。大体、猫だって小さい頃ならいざ知らず、デカクなれば図々しくなって、可愛げないものよ。その時になって要らなくなりましたって言ったって簡単に捨てられないのよ!?」




「す、捨てたりしないもん!!最後まで責任持って飼い続けます!!」





「バカ言わないで頂戴!アンタ結婚もしないで猫の世話で余生を終わらせるつもりなの!?」








・・・・それならそれで断然イイ♪




俺、ずっとヒナタに飼われるしー。








「う」と言葉に詰まったヒナタ。

赤い顔で視線を泳がせながら、ちっちゃく呟く。