久しぶりに四人で我が家へ帰ってきて、他愛無いおしゃべりの合間に順番にお風呂を済ませたり、怪我の手当なんかしたり。 以前と変わらないタノシイ時間を過ごした。 「んじゃ、そろそろ寝るな。お休み。」 「オヤスミ~♪」 挨拶をしてそれぞれに部屋へ散らばる。 ・・・て、万里ちゃんは薫の部屋なんだけどね。 私は帰巣本能のままに自室へ入り・・・・ ていやっ! と、当たり前に後を付いてきたクロちゃんを廊下へ放り出した。