「さぁ手当終わり!クロちゃん歓迎はいいけど、もうご飯だから解放してあげよーね。」 私はそう言ってクロちゃんに乗り上がっているヤマダ君を抱き上げてその鼻面にチュッとキスをした。 ヤマダ君、相当不愉快そうだけど。 そのブサイク面もまたカワイイ。 「ん?」 視線を感じてみてみれば、クロちゃんが何か言いたげに私をじぃっと見詰めていた。 えと・・・まだ目線でツーカーな程、意志疎通は図れないんだけど? 「・・・・・俺には」 ん? 俺には? 「・・・ヒナタのネコなのに。」