「………?
あ!樺羅さんも一緒に走ろーよ…!!」

少女は、満面の笑みで彼を見上げた。

「俺が…?」

「うん…!!」

「…………。。
……着替えたら降りていく…。」

「了解…!」

彼は、髪をとかして、走りやすい服に着替え、下へ降りて行き、外へでた。
玄関の前には、少女が笑顔で立っていた。

「あ…待たせて悪かったな。。」

「ううんっ!
全然待ってないっ!
一緒に走ろっ!?」

「…あぁ…。」