自分がどれだけ恥ずかしいことを言ってるか分かってる。 だからこそ、こんなにも顔が熱い。 優を見るのが恥ずかしくて、目線をそらす。 「………っ!!」 反転した視界。 意地悪そうに笑う優。 いつもは後ろにある前髪が、 顔にかかっていて何ともいやらしい。 心臓は今まで以上にバクバクと鳴り響く。 「御意」