「友愛ちゃん可愛いね。俺の彼女にならない?俺は一葉。高2」 いきなり腕を回してきたのは、あの一葉くんだった。 あたしは一葉くんの腕をベリッと引き剥がした。 「なりません!」 「俺の誘いを断ったのは久しぶりだなあ。俺、何か燃えちゃうよ-っ☆」 とか何とかいって、また抱きついてくる。 「ぎゃあっ!やめてください-っ」 一葉くんは、金髪で、少し切れ長の綺麗な目、スッと通った鼻、高い身長。 美形、淡麗、男前! …しかし、チャラい。笑