記憶をなくした花嫁



椿『ま…まこっ!!』と走りながら真琴が横になっている横断歩道まで駆け寄る。


女の子の父親は自分の子を抱きしめていた。


父親『ま…ゆっ…』


母親『まゆー!!』と走りながら夫と子供の所に駆け寄る。


女の子『パパ怖かったよー』と泣き叫ぶ女の子。


引かれた後私は、思った。


(自分死ぬんだ。なら、椿に言っとけばよかった。"好きだよ。一緒にいたい。"って本音言っとけばよかった。でも、もう遅いか…。)


すると、目の前に携帯でどこかに電話している椿が視界に入った。


(あれ…?なんで椿が??帰ったはずじゃー。)と思った瞬間意識が飛んだ。