記憶をなくした花嫁



椿Side



俺はすぐに救急車を呼んで状況説明し、真琴を呼び続けた。


椿『真琴!!おい!!!しっかりしろ!!!』


すると女の子の父親が近寄ってきた。


父親『すいません。ちょっと…』と言いながら真琴の前に座り応急処置を施し始め椿に名前を聞いた。


父親『この女性の知り合いですよね?名前とか教えてもらってもいいですか?』


椿『柏真琴(かしわ まこ)。』


父親『柏さーん。聞こえますか?聞こえていたら右手動かしてみてください。』と真琴に言いかけるが、応答はない。


だが、呼吸と心臓は動いていた。


俺はその行動を見て口を開いた。


椿『あんた、何もんだよ!』


父親『僕は、救命救急師です。この女性は僕の娘の命を助けてもらった恩人です。僕に今出来る救命処置を救急車が来るまで施しておきたいと思います。』と話救急車が来るまで処置を続けていた。