「もうっ!!
 しばらく男なんてイイ!」

「アハハ…」

「あれ~?
 もうワインないよぉ~?
 確か開けてないのがあったはず……」

「はぁ~?!
 今日はもうやめとけば?」

「だって、翔が飲もうって誘ったんだよぉ~?」


そう言って、私が立ち上がろうとした時、

「いや、もうすでに1本開けてるし。
 飲み過ぎだって、、、」


翔は、私の腕を掴んでとめた。


その時、


「…キャッ、、!!」


酔っ払ってた私はバランスを崩し、翔の方へと倒れる。




勢い余って、翔は私に倒され、そのまま下敷きとなってしまって……。


「……いってぇ~」

「ご、ごめん、、、」


私が目を開けると、私の顔は翔の胸元にあって……


「ご、ごめんっ!!!」


私は再び謝って、飛び起きるように翔の体から自分の体を引き離し、思わず30センチほど離れて正座した。


い、一気に酔いが飛んだ~!


私がそう思ってると、


「…クスッ」

翔は笑って、

「可愛いーねっ」

そう言って、私にキスをした……