My sweet home

ハルが帰った後、私は翔と一緒に寝室へ向かう。


ドアを閉めた後、

『・・・遙。』

「・・・ん?」

翔が私の唇を奪ってくる。



舌と舌とが絡み合ったあと、

翔は口元を上げて少し笑い、

私の首筋へとキスを落としてゆく。


わざと音を立てて零れてくるキスが耳元で聞こえ、

肌に唇が触れる時、

私は翔を感じ、

そして 

両腕を翔の首に絡ませ、

翔の頭に、

髪に、

触れながら

私は翔に堕ちてゆく。




翔は私の服に手をやり、

少しずつ脱がしつつ、

首筋にキスしていた唇を下へと這わせてくる。


唇が鎖骨を通って胸に到達した時、

私は恥らうように翔に抱きついた。