晴れた!!


やったね!!


昨日の雨なんて
忘れさせちゃう
ぐらいの

快晴!!


寒さは
少しあるけど、

春の
匂いが
いっぱいの
風が吹く。



「おはよ!!」

「おはよ。」


今日の朝は

晴れて嬉しいのと
目覚めの良さで、
テンションが
あがっていた。

それに比べて、
低血圧の彩夏は
まだ眠そう。



チャイムが鳴り、
急いで
席につく。


今日は
視界が
広く感じる…。


あ。
坂口君が
いないんだ。



…。



坂口君は
どうしたんだろ…。




バン!!




激しい音と
共に、

息を切らした
坂口君の
姿が見える。




先生が
来る前だから、

ギリギリ
セーフだな。

危ないなぁ。



そんな事を
考えていた時。



坂口君の
後ろから、





小林梓(こばやしあずさ)
の姿が見えた。













ん?

だから何よ。

別に女と一緒に
登校しても、

校則違反じゃ
無いしね。

って、
何考えてんだろ。









何故か
顔を
上げていられなくなり、


一時間目の
教科書を
準備しだす。




無意識に
好きでもない
授業の教科書を開き、
読むフリをする。





突然、
教科書を開いている
自分に、


自分自身が
一番驚いていた。