すると、ノディアとユアは光りに包まれて消えた。
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次にユアが瞳を開けるとそこは見慣れたお城だった。
「・・・・」
藍色の髪に戻ってる・・・・。
「ユア、やはり黒よりこちらの色のほうが好みだ」
ノディアは上機嫌にユアの髪をとく。
「王様、お后様のお帰りご苦労様でございました」
「ああ、力を貸してくれたな。礼を言う。」
そう言うとノディアはスタスタと歩く。
「・・・ノディア、あの人は・・・?」
「魔法を使う者だ。ユアの居た世界に行くのを手伝ってもらった」
ノディアに抱かれたままのユアは廊下でサラに会う。
「ユア!!!!!帰ってこれたんだね!!!!」
サラが嬉し泣きをしだす。
「・・・・サラ・・・」
「アロにも知らせるね!お兄様とごゆっくりー」
ニヤリとサラが笑って走っていく。


