無理矢理着替えさせられると、アリルのいる部屋に連れて来られた。




「良く似合っているぞ」




クスリと笑うアリル。




「・・・」




すると、いきなり腕をひかれた。




ベッドに倒れ込む。




「・・・ぃ、痛い・・・離して・・・」




「お前が何も知らないようだから、手紙を出した」




「・・・ぇ・・・」




「ノディアを殺してやる。そうすれば、妹も許すだろう?」




ノディアをころ・・・す?




言葉の理解に少し苦しんだ。




「・・・だ、ダメ!!!!やめて!!!!」




「いい顔だな。」




ノディア、来ちゃダメ!!!!!!




「お前が知っていることを話せばいいんだ」




「・・・知らない・・・!!!こんなの卑怯よ・・・!!!本当に知らないのにっ!!!!」




涙がポロポロと零れた。




背中が痛い。




「・・・・本当に知らないのか」