「・・・もう良い、喋るな」




それからしばらくノディアはユアの唇を塞いだ。




・・・
・・





城に戻るとユアはアロに預けられた。




「ユア様!!ご無事で・・・」




「ユア、心配してたんだからね!!!」




「・・・ごめんなさい・・・」




「ユアを湯浴みさせたら連れてこい」




ノディアはそう言うと歩いていく。




ユアはノディアをポケ-と見ていた。




「さすがユア。」




「・・・え?」




「お兄様、ユアが居なくなってからずっと瞳が金色だったのにユアが帰ってきたら上機嫌ね」




瞳が金色・・・・って・・・・。




「一時期なんか紅い色も見えてどうしようかと思ったもの」




「・・・紅い色があるとどうなるの・・・・?」