夢・・・?




ノディア様が・・・・私を好きだなんてありえない・・・・。




「・・・っ・・・ん・・・」




ノディアの唇がユアの唇を塞いだ。




柔らかい温かさが伝わる。




「・・・ユアを思い通りに動かすことなど簡単なのに、俺はしたくなかった・・・ユアが俺を求めてほしかった」




「・・・ノディア様・・・・、嘘では・・・ないのですか・・・?」




「嘘でこのようなこと言わない」




柔らかい栗色の瞳を細めて笑う。




「・・・す・・・好きです・・・・ノディア様のこと・・・・」




小さく呟く。




「・・・・・」




ノディアは驚いたように瞳を丸くした。




「・・・・好きな人の邪魔にはなりたくなかったか・・・・」




言いかけたところでまた唇が奪われた。