「・・・みんな・・・黙っててごめんなさい・・・」
ノディアが歩く中、ユアは必死に謝る。
「・・・本当・・・ごめんなさい・・・」
「・・・俺と行くのが嫌か・・・?」
ポロポロと涙を流すユア。
「・・・・何で・・・来たんですか・・・?」
「・・・お前が・・・勝手にいなくなるからだ」
馬車に乗ると、ノディアがユアの腰をひいた。
「・・・だって・・・」
「・・・・ごめんな・・・・」
ノディアが呟いた。
ユアは目を見開いた。
「・・・ぇ・・・・?」
「・・・お前をわかってなかった・・・」
ユアの唇をなぞる。


