「お兄様!!」




「・・・大丈夫だ」




サラは心配だった。




ノディアの体調も居なくなったままのユアも。




「はやく探せ・・・」




兵に伝えるノディア。




ノディアは最近寝れていなかった。




ユアが来る前まではずっと当たり前だった。




でもユアが来てから深く寝ることが当たり前になっていた。




隣にユアが居ないだけで眠れないなんてな・・・・。




ノディアはクスッと自分で笑う。




・・・・・
・・・・
・・・
・・





それから数週間後。




「ユア様の居場所がわかりました!!」




「何!!?今から行く」




ノディアはすぐに走り出す。