「ユアを探せ!!!!早く動け!!!!」
その場にいた兵が一気に走り出した。
「・・・ノディア様、ユア様をお探しになるなど・・・」
マヲの言葉にノディアの怒りに満ちた瞳が向けられる。
「・・・ユアなど・・・だと?・・・マヲ・・・貴様がユアを何処かにやった本人なら次は殺してやる。」
マヲは身震いした。
ノディアが歩いてユアの部屋をあとにする。
「ノディア様!!!」
「近寄るな!!!貴様など見たくない!!!」
戦が終わったら真っ先に触れたかった。
いくら嫌がろうとも。
なぜなのかわからないが。
目覚めたら、ユアと話したかった。
ユア・・・、
お前は今どこにいる・・・・?


