息を荒げるノディアの瞳は金色に染まっていた。




どんどん人が集まってきた。




アロとサラもユアがいないと聞いて顔色を変えてやってきた。




ミローネがノディアに近づく。




「ノディア様、お体にさわります。寝室にお戻りを。」




ミローネが触れようとした瞬間、金色の瞳がミローネを写した。




「触るな!!!」




ミローネは手を戻した。




すると兵の誰かが小声で呟いた。




「・・・やっぱり正妃は呪い姫だったな・・・」




「呪い姫・・・・?」




ノディアが小さく呟く。




「・・・ユアが呪い姫だと言いたいのか!!!!???言った奴よ、出てこい!!!!」




怒りが爆発したノディア。




シン・・・とその場が凍る。




「出てこい・・・、殺してやる・・・!!!!」




ノディアの瞳の金色の奥が紅くなる。