一方のノディアは戦に苦戦していた。
ノディアは馬に乗って郡の最前線で戦っていた。
ディジュドも今回は見方となっていた。
「ノディア様、守りが固く敵に切り込めません!!!」
マヲが馬に乗って駆け寄ってきた。
「・・・」
どちらかと言えばノディアたちが少し押されていた。
ノディアの頭の中にはユアが浮かぶ。
夜、ディジュドと食事をしている時にふとノディアが言う。
「あいつは俺が居ないほうが笑うのか・・・?」
ディジュドは酒を飲む。
「惚気はやめろ。・・・まぁ惚気などないか。」
「・・・」
マヲが聞き耳をたてていた。
「小鳥を手放すなら俺が貰うからな」


