床に転がるイヤリングを拾う。




「・・・」




ユアが走ってその場をあとにする。




するとディジュドがノディアにつかみ掛かる。




「ノディア、お前・・・・」




怒りから瞳の色が青くなる。




「お前にもユアに近づくなとに言ったはずだ。」




瞳が金色にかわる。




「お前とユアが一緒にいることが気にくわない。」




するとサラがノディアの近くまで来る。




「お兄様!!!」




パシン!!!




渇いた音が廊下に響く。




「ユアが、どんなに苦しいかわかっていますか!!!!???お兄様は最低です」




サラはそれだけ言うとユアが走っていった方向に走っていった。