「ユア、こんなものがいいのか??」




ディジュドとサラもやってきた。




ユアは小さく頷く。




「・・・これがいい」




ユアが手にとったのは、小さめの綺麗な色をしたノディアの髪の栗色によく似ているイヤリング。




「これならあんまり華美にならないし邪魔にもならないかなって・・・・」




シャラッと可愛くイヤリングが揺れた。




「ユアがそれでいいなら良い」




「ユア、それ可愛いよ」




・・・
・・





イヤリングを買ってかえると、バッタリノディアに会う。




「・・・・ぁ・・・・」




ディジュドはナイスタイミングと言うように笑う。




「ユア、お兄様に渡さなきゃ」




耳元で囁かれる。