こんな宴・・・楽しくない・・・・。
すると、一人の年老いた神官がユアの腕を強引に掴んだ。
「・・・きゃ・・・・」
「ノディア様の正妃なら優雅な舞くらい踊れるだろう!!!!???」
お酒くさい。
広い広間の一角に神官たちの集まる席があった。
神官たちはかなり酒臭い。
ユアは床に押し倒された。
「・・・痛っ・・・」
「正直正妃のレベルが低レベルだと国の評判が下がるんだ」
「舞くらい踊れ」
「どんな手を使って王に付け込んだんだ」
次々と浴びせられる言葉。
ユアは少し怯えながら立ち上がる。
広間に流れる音にあわせてやったこともない舞を踊る。


