二人で廊下を歩いていたら目の前にミローネ様が見えた。




隣にミローネ様が腕を絡めている人は・・・?




・・・ノディア様・・・・?




ミローネに腕を絡まれて歩いているノディア。




綺麗な二人はすごくお似合いだ。




「・・・・・・・・」




「・・・ぁ・・・」




無言で見ているとサラがオドオドとした。




ミローネはにこやかにノディアに話し掛けている。




ノディア様と私だったら無理なこと。




ノディアも大人しく腕を絡められて言葉を返していた。




さっきまで幸せだったのにいきなり現実に落とされた。




「・・・サラ、ご飯行こう・・・」




私はサラの手を掴んでノディア様とミローネ様がいる反対方向に進む。