ビックリして隣を見るとノディアが寝ている。
ユアが目覚めるときにノディアが一緒に寝ていることはかなり珍しい。
ユアは胸がキュウと締め付けられた。
愛おしい。
まだ深い眠りなのかユアがジーと顔を見ても起きる気配はない。
・・・疲れてるのかな・・・・。
綺麗な寝顔にかかる伸びた栗色の髪をユアはそっと横にながす。
・・・。
顔が自然に緩むのがわかる。
少しでもノディア様の疲れがとれたらいいな。
そう考えていた。
するとノディアの瞳が開く。
「・・・!!??」
ビックリした・・・・。
起きるといきなりノディアはクスリと笑った。
「・・・ユアは俺を見るのが楽しいのか?」


