「んー‥まぁそう言う
 事になるね」


 呑気にあたしの手を引
 いて歩き出す詩音


 「はぁぁ」

 なんでこうも能天気な
 もんか‥


 「んっ?どうしたん?
 」


 振り返って
 あたしを覗きこんだ詩
 音からはフワッといい
 匂いがする‥


 って!!顔ちかいちかい
 っ!

 綺麗な茶色の
 瞳にはあたしが写って
 る

 こんな風に詩音には
 見えてるんだ‥