‥‥‥あたし詩音とキ
 スしちゃったの?



 「誕生日だからこれく
 らい許して?」


 そう微笑むのは
 年下とは思えない大人
 びた詩音





 「じゃあね。凛」


 年下のくせに‥
 そう帰っていく背中に
 呟いた