Γ昨日、メール返せなくて
 ごめん」


 しゅんとした顔で子犬みたい
 な詩音‥可愛すぎる!!


 そこら辺の子犬より可愛い…



 Γへぇ‥きだよ?」



 ‥‥‥いきなりしたを向いて
 無言の詩音

 心配であたしは肩に手を
 かける


 やっぱり無理させちゃった
 かな?

 Γどうかした?だい‥
 『でも、そのお陰で凛から
 “すき”って聞けたし?』」



 顔を上げた詩音は意地悪な
 顔で微笑んでいた。