強盗達は逃げ帰った 「瑠美!!平気か!?」 「瑠貴...怖かった...」 あたしは瑠貴に抱き締められ、泣いた 本当に怖くて... 殺されるとかそんなんじゃない... ただ...怖くて... 「ごめんな...助けられなくて...」 「うう...ん...」 嗚咽混じりでうまく話せない だけど、瑠貴が居ると安心して... 「コーヒー、飲むか?」 「うん...」 体を離し、コンビニの袋の中から缶コーヒーを取り出して あたしに渡してくれる 「あったかい...」 ホットコーヒー