忘れないよ



お花を棺に入れるとき…

おばあちゃんの肌に触れた。


あの冷たさは今でも忘れない。

その冷たさは氷を手にのせた冷たさとも違う。

例えようのない冷たさ。きっとあの冷たさは触った人にしかわからない。