友達か好きか。

呼吸を整えていると、今朝の番号から電話だった


「もしもし」


ためらいなく出てしまった


「あ、夢雨？隆幸だけど、番号変えたんなら言えよ！」


…隆幸？誰？私夢雨じゃない


「あ、軽音部の人…」


「女…？夢雨の番号じゃねえの？」


話しがぶれぶれ


「私夢雨じゃない、共田赤！よろしく。」


「あー！もしかして、きいの姉？俺黒澤隆幸よろしく」


待って、きいの知り合い？


「きいの知り合いなの？」


電話は切れていた

そして、夢雨とは違う雰囲気の男らしいハキハキしてる感じがした