泣き顔にサヨナラのキス

 
 
涼子さん曰く、二人は高校の同級生だったとか。


両想いだったのに、どちらからも告白出来ずに、お互いの気持ちを知ったのは、つい数年前の同窓会でのことらしい。


そんなことを涼子さんは笑いながら話してくれた。


「まるでドラマみたい。
純愛じゃないですか」


あたしは日本酒が入ったグラスをグイッと煽った。