泣き顔にサヨナラのキス



みどりの家を出て、孝太との待ち合わせに向かった。

今日は映画を観て、それから居酒屋で食事をして家に帰る。

きっと、あたしの部屋に泊まるのだと想う。


早目に着いたオープンカフェで、コーヒーを片手に携帯を開く。


どうしたんだろう。いつものデートなのに、ドキドキが止まらない。


みどりがあんな事を言うからだ。


通りに視線を移すと、信号待ちをしている孝太を見付けた。