いつも終わりは呆気なくて。 こんなことなら、我慢なんてしなきゃ良かったと想う。 すべては今更で、後悔することばかり。 もっと料理を頑張れば良かったとか、一緒に旅行に行きたかったとか。 言えばキリがない。 同じ事を何度も繰り返して、それなのにあたしは上手に恋が出来ない。 せめて、泣くのだけは何とか堪えよう。 孝太はまだあたしの手をしっかりと握っていた。