「メインはお前だから」 「はい」 「忘れ物してないよな」 「はい。大丈夫です」 大丈夫、二回確認したし。 あたしたちは、本部がある別のビルに向かった。 普段めったに顔を見ることもない役員の前で、プレゼンなんて滅茶苦茶緊張する。 発表を終えたらしい、他部門の営業の顔を見掛けたけど。 みんな浮かない顔をしているように思えた。