泣き顔にサヨナラのキス


 

プレゼン当日


朝から慌ただしく予定をこなしていた。


それは午後になっても同じで。


そろそろ出ないと間に合わない。


「野上、行くぞ」


「あっ、はい」


慌てて、ホワイトボードに直帰と書いて原口係長の後に続く。


視界の端に孝太の顔が見えた。