雨の日が好きだと、孝太が言った。 「え~意外!」 驚くあたしに孝太は 「二人きりで、部屋に居る理由になるよね?」なんて あたしの耳元で囁くから、 どうしようもなくキスしたくなった。 そんな、金曜日の夜。