泣き顔にサヨナラのキス



「あのさ、」突然、話し出したのは孝太で。


あたしはドキドキしながら視線を孝太に移した。


「な、何?」


「お昼のことなんだけど」


「……うん」


「原口係長だとは想ってたんだ、俺。あの時、朝まで一緒にいたのは」


「……うん」