「犬じゃないです。カナの寝顔はタヌキですから」 「タヌキか?まぁ、素でも似てない事はないけどさ」 「……もう見せません」 「は?」 「カナの寝顔は、もう誰にも見せませんから」 きっぱりと言い切った孝太は、あたしに視線を移した。