笑ってお酒飲んでも、心のどこかで、ずっと孝太のことを気にしている。 なんか、イヤだな。 「……タバコ、止めたらどうですか?」 「は?」 「いや、体に悪いし。 たまにしか吸わないなら、止めれるのかなと……余計なことですね。あはは」 言った後にしまったと思った。 彼女でも何でもないのに。