そんなある日 あたし達の部署に一人の派遣社員が現れた。 山本はるか 24才 マシュマロをイメージさせる、色白で黒目がちの大きな瞳。 柔らかくて可愛いというのがあたしの第一印象だった。 仕事はあたし達営業のアシスタント。とは言っても、電話の取り次ぎと雑用がメインの仕事なんだけど…… だが、彼女はイメージとは真逆だった。