あたしが想像していたのは、お互いごめんね。 なんて言い合って、仲直りのキスみたいなちょっと甘い雰囲気のもので。 例えば、お通夜みたいに無言で向かいあって正座するような重苦しいものでは無かった。 もちろん。 あたしも悪い。だから一方的に責めるつもりなんか無いし。 ただ、やっぱり言いたいことは言うべきだと思う。 思うけど…… 孝太はあたしの部屋に上がるなり、いきなり正座するものだから、あたしもつられて正座した。 それなのに孝太ときたら、そのまま黙り込んでしまって。