次の日。

「あ、先輩おはようっス」
「・・・」


何故か、体育会系のキャラの地味子。
地味子は、自分探中のようであった。



また別の日。


「ねえ。影無君。なんか建月さんが、銃刀法違反で捕まったらしいけど、
なんか知ってる?」
「さあ・・・」

地味子・・・自分は大切にしろ。


相変わらず、
地味子は絶賛自分探し中のようであった。


「影無君、大変だ」
案の定、相変わらず、あまり大変そうではない寺崎。
「どうした」
「俺の机に、うさぎの死体が・・。怖いなあ」
地味子ー!それはもう、犯罪だ!
いやがらせだ。
戻ってこい。頼むから。


その後も嫌がらせという名の愛情を受けていた寺崎は、

「キャラ作り中なら仕方ないよね」
と、のほほんと言っていた。


寺崎心が広すぎる。まじで。
これが、主人公の風格なのだろうか・・・。