今日は天界にいる真李亜の両親に会いに行く。
お父さんは真李奈にベタ惚れで、いつも甘やかしてしまう。お母さんは呆れながらもなんだかんだで自分もちゃっかり真李奈に甘いのだ。
「ねぇ真李奈、好きな子いる?」
「うん、ゆうくん。おりがみくれたの♪」
真李奈は巧に肩車されていてご機嫌だった。
「そっかー、じゃあアタックしなきゃね♪」
「あたっく?」
「おい、変なこと教えるなよ?」
「あ、焼きもち?」
私が巧を茶化すとーー
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