巧……なんだか頼もしいな…。 巧が真李亜のそばに来て手を握った。 「真李亜、頑張れ!」 「……うん…頑張るよ…。」 「うっ……くぅ……!」 するとーー 「ホギャー…ホギャー…」 「「!!」」 「生まれましたよ。女の子です。」 「はぁ…はぁ…女…の子…だって……♪」 「あぁ……よく頑張ったな。」 巧は真李亜のおでこにキスをした。 「抱かせて下さい。」 看護婦さんが赤ちゃんを真李亜に渡した。