「いよいよ明日が出産日ね。大丈夫?」

「うん、ちょっと不安だけど大丈夫だよ!」

本当は内心凄くドキドキしていて緊張しっぱなしの真李亜。

ガラッ

「真李亜」

「お父さん、お母さん!来てくれたの?」

「当たり前でしょう!出産前くらい会いに行くわよ♪」

「うん、ありがとう!実はちょっと不安だったんだ。でも安心した♪」

「……………ちょっと李人とルカちゃんは席を外してもらえる?」

「え?何で俺まで!?」

察してくれたのかルカちゃんはお父さんを連れて病室を出た。

「……それで、何が言いたいのかしら?」