その2人…と言うよりお母様(?)の方は凄く明るい方で、お父様(?)の方は巧に似て、少し無口で表情なんかも瓜二つだった。
巧はお父様似なんだな〜。
なんて呑気な事を考えていた真李亜だった。
「た、巧のお母様ってなんか明るいね。」
「あぁ、逆に親父の方は静かで助かった。不本意ながら親父似で良かった。」
「ぷっ…もう、巧ったら♪」
「真李亜さん。」
「はっ、はい!」
慌てて姿勢を正して向き合うと巧のお母様は優しく微笑んでこう言った。
「これから宜しくね♪」
「! は、はい。こちらこそ!!」
良かったー、打ち解けたのかな?


